dolls。最初はなんかちょっとフリージア(だったっけ……)に世界観は似てるのかな、と思ったけど。やっぱ雰囲気がswitchと似てるなあ。switch好きな人は好きだと思う。あと軍服好き?(ぁ
世界観を勝手に説明すると、まあ近未来日本みたいな感じで。
導入された終身刑制度で刑務所はパンク寸前、そして裁判をさっさと済ませるために、容疑者不在裁判なるものを作って、勝手に死刑にすることができるようになってる社会。つまり容疑者が逮捕されてなくても勝手に死刑にできて、見つけ次第死刑執行、という感じ。フリージアは「敵討ち」だったけど、dollsはあくまで「死刑執行」なのね。
その刑務所外の死刑を執行するのが「特別死刑執行部隊」、通称「特刑」。
特刑は一部隊三人、部隊番号が若ければ若いほど優秀。
まあ人前でバサバサ人殺しちゃうんで「血も涙もない」とか「心がない」と世間からは「dolls」、「人形」なんてなじられる。んで当然反特刑の人たちなんてのもいるのでそいつらから命狙われたりします。
んで、主人公三人組みは第一部隊。
死刑執行成功率100%の養成所では伝説とまで言われる部隊で、何か色々好き勝手してるしその権限があるらしい……(よくわかってない
因みに心がないと世間からは思われつつも皆表情豊か。そもそも総隊長で第一部隊隊長の笑ちゃん(本名忘れた!(をひ)はdollって言われるとちょっとキレます。彼いわく「第一部隊に人形はいらない」、「世間に人形と言わせるな」。その辺にかなりの執着がある模様。そしてキレる度に射的訓練場みたいなところで人型の的相手に銃連射しまくってる。
副隊長で第一の式部さんは女顔でロンゲ(因みに2巻から急に髪が伸びている)、芸術好きだったり動物好きだったりあまりにもグロテスクなのはダメだったりと本当女の子みたいな人。なんかワイヤー使って攻撃するしゲトバの花月みたいだなー。別に顔とかは似てないけど。
羽沙希(うさき)は普段は無表情だけどあんまり相手が最低だとキレる。なんか一番主体の主人公は彼かもしれない。過去に何かあったらしくその罪滅ぼしのために特刑に志願したということ。そして隠の王の某レインボーメガネ君に似てる。
でまあswitchみたく色々各々の事情とか謎とかが深く絡み合って物語が進んでいく感じ。相変わらすあの暗さも健在。絵も相変わらず綺麗でいらっしゃる。まだ三巻までしか出てないからわりとさらっと読めてしまうね。
まぁ好きですよ、うん。ただ変わった名前が多くて(特に主人公あたり)覚えにくいけど……(苦笑